日本コムシスグループ 東京鋪装工業株式会社

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ワークスタイル(道路建設の仕事)東京鋪装ので働く社員を紹介

INTERVIEW 03

米川 隆

本店 工務部 工務課 課長
1996年度入社

工事全体をマネジメントし
社内業務の効率化を推進する

全社の工事全体を把握しバックアップ

大学では土木の力学を専攻し、卒業論文のために道路会社の技術研究所で試験の手伝いをしていました。道路に黒く敷き詰めるアスファルト合材をプラントで練る仕事です。道路業界とはその時から関わっていましたが、実は何か大きなものを造りたいというような夢があったわけではありません。ただ、自分の性格として普通のサラリーマンより外での仕事のほうが合うのではないかと思っていました。1年前に異動して現在は工務部工務課なので、すっかり内勤になってしまいましたが(笑)。工務部は全社の工事全体の把握と人材教育が主な業務です。工事の把握に関しては、大きな現場を中心にバックアップ体制を整え、仕事のフォローアップをしていきます。工事の評価を上げるための施工検討会や、役所へ挨拶に行くときの同行、社内の情報の共有などです。予算が上がってきたものに関して必要であれば指導もしますので、もしかしたら現場では煙たい存在かもしれません。私自身、工務部に異動になるまでは現場代理人として工事に関わっていましたので、本店の工務部が来ると聞くとやっかいだなと思っていたのは確かです(笑)。ですが、社内でしっかりと工事を把握することで、品質管理と適正な利益の確保に役立てることができるのです。

社員に寄り添った人材教育の構築を目指して

人材教育としては、研修の計画や実施、資格取得のためのフォローアップ体制を整えています。人事を行う管理部が採用をした後の技術社員の育成にも工務部が携わっています。現在、新入社員は1ヶ月ほど基礎的な研修を行った後、5月から9月まで1ヶ月単位で各支店の現場を回ってOJTを行います。いろいろな現場を経験してもらうのが目的です。その後10月に本配属になりますので、その時は希望のエリアを聞いて、100%とはいきませんが、なるべく希望に添えるように配属しています。本配属後1年間は、さらに教育担当者を決めてOJTをしています。2年目からは経験のために小さな現場を担当させることもあり、予算管理などに関しては上司がサポートしながら実践を積んでいきます。一人で現場に出ると分からないことをその場で上司や先輩に聞くことはできませんが、一緒になって仕事をする協力会社からの助言をいただくことも良い経験となります。現在は、重機などの資格は現場配属になった段階で取得を目指すようになっています。取得のためのスケジュールや資金は会社が支援をしています。2年目からは技術社員研修を行うなど、社員に寄り添ったかたちの教育に刷新しており、社内業務や施工管理の基礎学習を10年目くらいまでに習得するようなかたちのプログラムを導入しています。

より効率的な業務のためにIT武装化に取り組む

すべての仕事は一つとして同じものがありませんし、担当する現場代理人によっても違ってきます。自分が提案したものを施主や協力会社の方に褒めていただけると、工事と自分の考えがマッチングしたのが分かり嬉しくなります。そういった仕事をしていくと、施主から次の仕事をいただける状況にもなり、仕事の幅が広がっていくことになります。工事が出来上がったことより、人に認められるのが仕事の喜びでもあり、やりがいとなっています。会社では今、より効率的な業務のためにIT武装化を進めています。まず、舗装工事のICT施工という情報化施工に取り組むための研究チームを発足しました。これは地上型レーザースキャナーによる測量やマシンコントロールを搭載した重機などを使い、効率的で精度の良い施工を目指すものです。まだ研究の段階ですが来年度はさらにそれを進化させて、新事業への開拓も行える体制に整える予定です。また、業務をシステム化することで社員の負荷を減らして働きやすい環境への取り組みも始まっています。現状では工事によっては土曜日に休みが取れないこともありますが、官庁などの現場では積極的に休むことを推奨されています。やる気になればオフはしっかりと遊べるのではないでしょうか。一層のワークライフバランスを目指して工務部担当として業務改革を進めていきたいと思います。

私のオフ
子供が小さな頃はサッカーのコーチングをしていたのですが、大きくなったら親の出番はなくなってしまったので、仲間を集めて月に数回フットサルをしています。休日にみんなを集めるのは悪いので、金曜か土曜の夜が多いですね。10年前より肉付きがよくなってしまったのもあり、ダイエット目的でジムにも通い始めています。今では、筋トレをするのが楽しみになっています。
私のある1日

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私のキャリアパス

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